2017年5月8日月曜日
MINOLTA MD 50mm 1:2 Japan Φ49mm (1209278)
ミノルタのニューMDの50/2です。当然廉価版レンズなワケですが、さてどの辺りの機種に付けて売っていたのでしょう?ミノルタのニューMD時代のカメラでX-500やX-70の廉価版機も50/1.7付きの記憶。良く判らないのでウィキペディアを見たら記載すらされてない。そんなに珍しいレンズではないと思うのですが国内には少ないのかも?どこで買ったか覚えてない、海外の中古屋の個人輸入だったかも知れない。
見ての通りのイワユルNew MDって呼ばれるレンズです。廉価版ですが最短撮影距離は45cm。造りは他のNew MDと大差ありません。
素性はミノルタに詳しい人に丸投げで聞いてみます・・・
開放 - α7、JPEG
ちょっと後ピンですね・・・面目ない。お猿さんの背中にピント着てます。F2ですのでボケボケにはならず。湾曲は優秀に見える。後は普通。
開放 - α7、JPEG
密かに恒例にしてる。開放での顔メモ君です。開放での例として続ける予定。顔メモ君が減っちゃうとねぇ・・・
F5.6 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
アジア鉄道写真家・小池隆さんの写真展で作者をパチリ。
F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
これもピント若干外した。ヘタクソを棚に上げてピント掴み難い印象なレンズ。
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
ピント合ってれば写りに問題無い。
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
比較的新しいレンズらしく、抜けと発色に問題ない。十分に写るけど、特別良くも無い。普通。。。(新しくないか・・・?否、80年代は新しいでしょ。)
F5.6 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
暗くて絞りきれず深度足らない。
開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
開放で遠めを撮った。案外悪く無い。
F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16 - F22
中心は開放からマズマズ悪くない。周辺はF4まで甘い。F5.6でもやや不満。遠景風景を撮るならF8には絞りたい。実使用でもF8やF11で撮ってれば不満はなかった。周辺減光は口径思うと大きいか。。。
F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16 - F22
ボケは大人しい素直なボケ。二線ボケ傾向もない。少し絞ってもピントが掴み難い印象もあるのは、アンダーコレクション気味なのかも知れない。良く言えば柔らかい。逆に云うと、どの距離、どの絞り値でもピリっと来る感じがない。
2017年5月1日月曜日
Carl Zeiss Jena Nr.3472446 Biotar 1:2 f=58mm T
Carl Zeiss Jena Biotarです。昨今eBay等でボケモンスター等と呼ばれて人気らしいロシア製のHelios44系の先祖。
プリセット絞りでTマーク入。2代目に当たるのでしょうか?多くの場合Biotar58/2はガラスに気泡が入ってると聞きますが、これも気泡入ってます。
フィルター径49mmなのでPentax 43/1.9LTDのフードがピッタリマッチ。元々前玉が引っ込んでるタイプで、43/1.9LTDの浅めのフードでも深さタップリ。
開放 - α7、JPEG
お猿さんは普通にモンヤリ。コントラストは年代物なのでコンディション考慮すると判断は出来ない。解像は全体に甘いが。湾曲は大変よく補正されてる。
開放 - α7、JPEG
最短は50cm。黒い招き猫のハイライトのボケの中の流れはコマ収差に因るものかな?場合によっては鬱陶しいそうだ。
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
絞った写りは良く解像し湾曲も少なく大変好印象。コントラストだけは絞ってもパキっとして来ない。やっぱり経年劣化でコンディションが悪いかも知れない。
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
昔、カラーポジで撮った時はコントラストが低いのがイマイチ嬉しくなかったが、デジでRAW現像前提だと結構使いやすいかも。定点テストでも判るが、湾曲だけでなく倍率色収差も非常に良く補正されている。
ボケモンスター(僕は知らんけど。)Helios44の先祖って書いて置きながら、延々絞りっぱなしでゴメンナサイ。開けて撮る習慣があまり無いので・・・
Jena Biotar 58 Bokeh sample 辺りでググると作例出てくるので、そちらを参考に(爆)。Helios44やBiotar75/1.5(こっちの方が強烈)の画像も混ざってるので要確認で。
F5.6 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
暗くなって来たのでチョイ開けたF5.6。十分上等に写る。コントラスト低いと云うより薄っすらフレア被ってる感じなので、発色は薄め。
F2.8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
遠近感出したくてF2.8での撮影。周辺はかなり甘く崩れる。このレンズはF4とF5.6を境にガラッと画質が上がる。
F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16 - F22
湾曲と倍率色収差はホントに優秀です。開放からF4までは中心部以外はコマ収差で像が強烈に流れる。F5.6で激しかったコマ収差が一気に収まり、全体の画質も大幅に向上。F8、F11は大変結構な写り。コントラストはパキっとは上がりません。
F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16 - F22
ボケは、グルグルする片鱗を感じます。開放では過剰補正らしいリンギングあり。近景でもF5.6からシャッキリする。
F5.6を境に性格変るレンズなので、そこを意識して使えば面白く使えそう。