2015年11月22日日曜日
OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-S 1:1,4 f=50mm 110522
オリンパスからハーフ判一眼レフのPEN Fシリーズと、135判の一眼レフOMシリーズの間で一機種だけ発売されたM42マウントの一眼レフFTL用の50/1.4標準レンズ。
OMシリーズ用の50/1.4と同じっぽいのだが、本当のところは判らない。PEN FやOM用とは違い絞り環が一般的な一眼レフ用レンズと同様なマウント側にある。M42なんだけど、FTLでは開放測光対応。オリンパスらしくプレビューボタンはレンズにあり、ロックボタンを押して倒すとロックされて自動絞りを止めて、実絞りで使用出来る。
開放 - α7、JPEG
まぁ、こんなモンでしょう。若干後ろボケのカラーフリンジが目立つかな。
F2.8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
秋は様々な物が赤く染まりますよ。
F2.8で中心部の切れはいい。ボケも硬さ取れて来るけど、やっぱり場所によっては若干カラーフリンジ目立つ。
F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
絞っての写りは好印象。コントラストは柔らかめだが、端整で綺麗。ピントも観易くてGOOD
F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
もろ逆光。なかなか良いんじゃないっすかね。真ん中にシアンのゴーストが出た。ヘキサノン52/1.4と同様な絞り羽根とセンサーでの反射による物か?まぁ、もろ逆光だからねぇ。
F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
と、思ったら順光でも真ん中にそれっぽい被りが・・・
α7との組み合わせに因る物か、レンズが持つ性質かは判りません。
開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop
無限遠の開放は甘いけど、像が崩れるタイプではないので悪くないが、後ろボケがカラーフリンジもあって少々煩いので近景の描写は微妙。。。
F1.4 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16
F1.4 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16
無限遠定点は中々良い。開放でも甘いが崩れは少ない。F2.8で良像範囲は短辺内接円をカバーし、その切れもいい。倍率色収差も良く補正されている。実写でも遠景の画は好印象だったのが納得出来る結果。
近接撮影のボケは、思ったより汚くない。ここまで寄っちゃえば良いみたい。人物ポートレートで多用する距離のボケが煩いようだ。このテストでもパープルフリンジやグリーンのフリンジは少々目立つ。
思うに、この時代(それ以前も)のレンズは無限遠を睨んで設計して、近接は成り行きって事なんじゃないですかね?撮ると、そういう印象を受けるレンズが多い。
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