2017年11月30日木曜日

Vivitar 50MM 1:1.9 AUTO NO.95200512 Φ49MM



Vivitar、色々な日本メーカーのレンズを自社ブランドで売ってたビビターだが、標準レンズは55/2.8マクロ(コミネ)以外はコシナ製以外に見た事がない。どうせならプレミアム格のseries1のラインナップに標準レンズを、トキナーやキロン、コミネ製の50/1.4でも作って販売して欲しかった。最近でこそ、サードパーティ製のレンズに標準レンズは沢山あるが、昔はサードパーティーは標準レンズはあまり作らない。、ヴィヴィターも標準レンズで売ってたより、ヴィッヴィッターブランドのカメラに付属品が主。アーガス等もカメラの付属品だ。



A/M切り替えなしのオート専用M42マウント。アーガスのCinter等のようにデザイン意匠がモデファイされてる事もなく、そのまんまコシナ。そつなく普通に出来てます。当時のコシナの墨入れはグリーンが眩しい。


開放 - α7、JPEG


開放 - α7、JPEG

お猿さんは、あぁ~回ってますね。クルクルです。二線ボケで硬い。カラーフリンジも出てます。中心の抜けは意外と悪くない。





F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop


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当たり前に何事も起きずにキッチリと撮れます。


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

開放だと後ボケは硬くて少々煩い。カラーフリンジも乗りますね。開放でも抜けは案ずるよりは中々良い。


F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop


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F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop


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デジとの相性悪い場合のゴーストも出ないし、普通につかえる。最近は以前なら汚いボケと嫌われた描写も、喜ばれたりするので、グルグルっぽいの好きな人には良いかも知れない。(無責任発言)



F1.9 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16

開放で解像は、ほぼしてない。像が溶けてるが濁ってはいないクリアーに溶けてる。極中心のコントラストは悪くなく、全体の印象もコントラストそこそこある。F5.6まで良像範囲は広がって段階的に改善されていき、F8で全体に良像となる。破綻ないので悪くはないが、本当の意味での解像はイマイチ。

遠景テストの見方としてマンション手前のパラボラアンテナの乗っているビルのタイルに注目。タイルの目地の見え方で像の崩れや流れは判る。これは判りやすいが、注目すべきはタイル表面の質感。解像の良いレンズはタイル表面の質感が良く現れる。逆に像が崩れて無くても、本当の解像が無いレンズはタイルの質感がノッペリと単調になる。このレンズは目地はクッキリ描くが質感は単調である。他のレンズもタイルの質感に注目して定点テストを見ると興味深いですよ。



F1.9 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16

グルグル回りますね。こういうの人気なんじゃないですか?クリスマスにイルミネーションバックに撮影してSNSに上げると「いいね」沢山貰えそうです。ベェッベェッターで僕も「いいね」が沢山欲しいなぁ。

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