2014年5月10日土曜日
Olympus H.Zuiko Auto-S 1:1,2 f=42mm 116920
ユニークな構造のハーフサイズ一眼レフ、オリンパスPEN F用の大口径標準レンズH.Zuiko Auto-S 42/1.2。PEN F用の標準レンズは38/1.8、38/.2.8(2種)、38/3.5マクロ、40/1.4、42/1.2と6種類もある。限られた機種専用のマウントとしては中々の標準天国のマウントだ。
ハーフサイズフォーマットのPENは正直あまり興味の対象では無くて所有した事が無い。当然レンズも一本も持ってないのだが、今回もイロイロ借りてるM様からの借物である。F.Zuiko 38/1.8も同時に借りてある。またもやありがとうございます。と、云ってる矢先に又別に2本レンズを借りてしまった。。。
写真フィルムが贅沢品の時代に生まれたハーフサイズのPENシリーズ。時代が変わって、フルサイズデジタルに対して経済的な理由で生まれたAPS-Cサイズデジタルフォーマットとフォーマットサイズが粗同じ。α7で使うと、フォーマットサイズの大きさはEVFが吸収?してしまうので、使用時にフォーマットサイズの大きさもあまり気にならない。これを機に30/1.4や35/1.8とか色々なメーカーさんから出てるAPSサイズデジタルようの標準レンズも追々使ってみたい気持ちになって来てしまった。
Hとあるから8枚玉なんでしょう。F.Zuiko 38/1.8と比べると倍以上大きく見える。そうとは云えそこはハーフ用、F1.2で135用の50/1.4と同じようなサイズだ。フランジバック長が短いので、α7用みたいにピッタリサイズ。レンズ着脱ボタンとプレビューボタンがレンズにあるのはPEN F用レンズで確立したオリンパスの特徴と云えるかも。あ、FTLのロックはボディ側か・・・
残念ながら今回お借りした個体はコンディションがかなり悪い。恐らくバルサム切れした部分が黄変してしまったのだろう、全体的に曇りと変色ありの状態。とても性能を評価出来る状態ではない。参考程度に片鱗に触れられればと思う。
開放 - α7、JPEG(APS-Cサイズ撮影)
毎度、借物レンズはお猿さんです。
とにかくモンヤリとしてます。色も変。でも結像性能にはそれ程の影響はしてないみたい。昔の大口径レンズらしい後ボケ。色が気持ち悪いな。
開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop (APS-Cサイズ撮影)
絞って撮ってもモンヤリは取れないので開けて撮ってファンタジーに徹した方が結果はイイ感じ。でも、やっぱり色が気持ち悪い。
開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop (APS-Cサイズ撮影)
色のあるところのフレアが黄色いから気持ち悪いのかも?まともなコンディションなら良さげな感じを窺える。
F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop (APS-Cサイズ撮影)
色が気持ち悪いから白黒にしてみた。案外イイんじゃない?ハイライトはフレア目立つけど、見栄え良くコントラストをごまかせる。と云うより古いレンズの白黒ってハイライトは適当にフレアっぽくて、これに近い気がしなくも無い。。。
F1.2 - F1.4 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16
F1.2 - F1.4 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16
F1.2 - F1.4 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16
F1.2 - F1.4 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16
街での撮影はAPS-Cサイズで行ったが、テストはフルフレームとクロップと両方行った。本当にコンディション悪いレンズなのでボケの癖位しか参考にならない。
当り前だけど、ハーフサイズ以上のイメージサークルは考慮されてないのが判る。絞ってもモヤモヤしてるし、線自体も繊細さが無いのも、コンディションによるものだと想像。それともこんな物なのかな?
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿