2014年11月6日木曜日

NIKKOR-H Auto 1:2 f=50mm Nippon Kogaku Japan No.757941



一眼レフ用NIKKOR標準レンズのFからF2時代の代表選手のようなレンズ。これ以前Fの初期にNIKKOR-S銘で9枚羽のレトロフォーカスタイプがあるけど本流とはならず。NIKKOR-H 50/2はその後も引き継がれて行く生え抜き代表選手。

カラフルな墨入れは見て楽しい。ヤレるどころか半世紀経ってむしろ赴きが増す。ニコンさんにはノベルティで今時のレンズのビヤジョッキや、マグカップより、陶器でこんな湯呑茶碗を作って欲しい
よ。



フィルムで使ってた印象では、同時代の大口径標準のF1.4が軒並みバリバリ過剰補正の開放ホンワリ玉なのに対して、50/2は端整で優等生な印象だったが、α7で使うとどんな感じでしょうね。

アダプターでボディから遠く離れた蟹ツメが銃の照門みたい。


開放 - α7、JPEG

開放での後ボケはリンギング、二線ボケ、共にあるが、均一で像が崩れて流れる感じは無い。ピント面は開放からキレがある。前回のSUMMICRON-R 50/2の方が像の流れは多い位。


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何時もカブの整備でお世話に成ってるバイク屋さん。遥々遠くまでピックアップしてもらったり助かってます。行くと「そろそろ買い替えじゃ無い」とウルサイけどね。「目指すぜ!20万キロ!」。

都心でこんな風にポツンと感がある建物は珍しい。

 
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立ち食い蕎麦を食べにワザワザ足を運んだ西葛西。目当ての蕎麦屋は休みだった・・・ ブラブラ歩いて気づいた、西葛西には3桁局番の看板が数多く残ってた。電話番号は7桁が覚えるのにリズムが良い。8桁覚えにくい。


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久しぶりに近所の公園を抜けようとしたら、通れた所が通れなく成っていた。この状態は明らかにハッピーな状態では無いな。話拗れてしまってるのが良くわかります。あ~切ない。>と、くだらない話ばかりで、全く写りの事に言及しないのは、ご覧の通りに語る事無く写るから・・・
とは言いながら、今回は特に前回のSUMMICRON-R 50/2と較べて思う事は凄くあるのだが、情緒的な話になりそうで、上手く文に出来ないので語らない。否、語れない。

 
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機械や道具、人の作った物を話そうとすると、最後は情緒的な話に詰る。それは恐らく、間違いなく存在する違いを、何が違うのか理解出来ず、更には違いを的確に表現する抽象的な言葉を持ってないから情緒になっちゃうんだよ。。。きっとね。

「官能的な写り」とか「味わい深い」などと、少なくとも文にはしたくない。(使っちゃうかも知れないけど・・・・)でも、クオリティって意味の画質とは異なる違いは感じてるのですよ。イロイロとね。今回はあらためて上手く言葉に出来ない違いを考えさせらた一本だった。


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数日に渡って持ち歩いて撮っても、開放で撮らないんだよ。つくづくとレビューとかに向いてないのだと思う。仕方無いから自宅で飼猫を開放で撮る。開放でもピントは非常に掴み易い。


F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16


F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16

開放は全体にフレアっぽいが大きな破綻無く、素性の良さがうかがえる。絞る程に鮮鋭にF5.6で十分、F8で文句なし。急に周辺が流れるとか、ストンと光量が落ちるとかの癖が無く、周辺減光も画質の変化もなだらか。端整な印象はフィルムで撮った印象と同じ。

2014年9月27日土曜日

SUMMICRON-R 1:2/50 LEITZ WETZLAR 2703119



暑さに負けて写真を殆ど撮らなかった夏も過ぎ、食欲の秋、写欲の秋。秘宝館再開の一本は借物のライカRマウント・SUMMICRON-R 50/2。

初期のライカフレックス用と基本的には変わって無いらしい。どこかで間違えて聞き覚えたらしく、勝手に7枚玉だと間違っていた。今回あらためて調べたら6枚構成だった。ライカに疎いのでカムの数え方も調べてみたところ、2カムって事が判明。目方は実測311g、F2なのにズッシリ。。。



スナップロックの専用フードが逆さ付け出来て、専用キャップで素敵に収まる。こう云うのって嬉しい。リアルタイムで新品を大枚叩いて購入した人が、キャップしながらニンマリしてた様子が目に浮かぶ。



せっかくのカッコイイ筒もアダプターでα7に着けると、こんな感じ。。。



開放 - α7、JPEG

久々に再開のお猿の親子。開放F2で非常に良く写る。流石高級舶来品。後ろのボケは硬い。


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開放からピントも掴みやすく、切れもバッチリ。F2とは云え、開放からこれだけ写る一眼レフ用の標準は多く無い。ボケは2線ボケもあるし、やっぱり硬い。その昔ドイツ人さんには綺麗なボケって概念が無かったらしい。Boke? Was boke? って云ってたであろう時代のレンズ。


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F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop


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フレアっぽさが無く、コントラストが高いのには感心する。ハイライトが滲まずに、白が諧調保って再現されるのは素晴らしいな。



F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16



F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16

実使用だと開放でバッチリの印象なレンズだが、無限遠定点テストでも開放からコントラストが高く、中心部は優秀。ここでもフレアっぽさが無い。周辺画質にかんしてはF4までは成り行きで甘いが、F5.6から俄然均一になって来る。

ボケに関してはF2だからボケ量自体が小さい上に、硬いから特別嬉しいレンズではない。多くの一眼レフ用のレンズは少し絞るとボケ量はともかく、ボケが柔らかくなるのだけど、このレンズは硬さはあまり変化ない。ボケ量が減ってくだけな感じだ。

2014年7月14日月曜日

AUTO MAMIYA-SEKOR CS 49 1:1.4 f=50mm (15558)



早くからの国産一眼レフメーカーの一つのマミヤなのだが、中判カメラの存在感から比べるとライカ判のマミヤは影が薄い。プリズマット等はカメラ史においては重要な一ページなのだろうけど、その後延々と紆余曲折し続けてZシリーズで次元の狭間をすり抜けてどこかに行ってしまった。



絞りピンをバネで押さないとならなかったり、アダプターを作るのは結構骨が折れる。完成したらレンズが引っくり返ってしまった・・・・

ピントリングのダイヤカット加工って意外とありそうで無いかも。と、思ったけど結構ある。


開放 - α7、JPEG

コンディション悪くないのだが、ホンワリ柔らか。70年代末期のレンズにしてはコーティングが弱く全体にフレアっぽい。同時代の同業他社さんの同クラスレンズと比較して、 コスト節約な様子。

時代が経って、このローコントラストな写りは「今」な気がする。今でしょ!(適当意見)


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鉄の人達にお叱りを受けそうな写真。顔面電柱は許してもらえそうにない。

順光である程度絞って、尚且つハレ切りをすれば立派に写った。このレンズでカッチリ撮りたい時はハレ切りは大切。逆光は仕方ないが順光でもレンズに光当たらないように・・・


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop


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アジサイって難しいよ。毎年撮ってみたくは成るのに、ヘタクソで今一つ画に成らない。今回は金網ボンテージ&開放ボケ。(邪道)


F5.6 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop


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高田馬場の写真ギャラリーBar「26日の月」が2014年7月いっぱいで閉店と聞き、オーナーの明日香さんにお疲れ様を云いに訪ねた。間際になると常連さんでイッパイだろうから、お邪魔しないようにズラして訪ねたつもりだったが、併設してるギャラリー「三日月ギャラリー」の最終日で、常連さんがイッパイ。。。見事にお邪魔してしまった。

26日の月さんは私の店のtokinon 50/1,4より先輩店。無くなってしまうのは寂しい限り。オーナーでママの明日香さん、お疲れ様でした。




F1.4 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16



F1.4 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16

遠景定点の結果は画面右下が酷い。酷過ぎる。アダプターの出来が悪いのかも知れない。けど、光軸ズレなら左だってもっと悪くなりそうな気がする。要検証かなぁ?α7での撮影だと色収差目立つ。

近景ボケテストの方で絞ってくと絞り羽根の反射の影響っぽいフレアが出てる。普通に使っててもハイライトはフレア出るので逆光は弱い。

2014年6月16日月曜日

Roeschlein-Kreuznach Luxon 1:2,0/50mm 146134



旧西独のBRAUN Paxette II 用の交換レンズ。Luxon 50/2。なんだそりゃ?って代物。Paxette IIはライカ判のビハインドレンズシャッターのレンズ交換式カメラ。ライカLマウントと同じM39ネジマウントだが、バックフォーカスが独自なのでライカに付けてもピントは来ない。恐らくライカより低価格な普及品カメラだったのだろうが、どの程度の人気だったのかよくわからない。中古市場で良く見る物でもないが、レアと云う程の珍品では無い。特に海外オークションではボディやレンズからカタログまで結構ある様子なので、それなりにある程度は売れたのでしょう。派生のボディや交換レンズの種類も方なシリーズだし。

M39のPaxette II用の標準レンズはCarl Zeiss Tessar 50/2.8とSteinheil München Quinon 50/2、それとこのRoeschlein-Kreuznach Luxon 50/2がある。50/2が何故か2本もあるのが謎。Roeschlein-Kreuznach って、パチモン見たいな会社名だが、調べると由緒正しく現代まで続く普及品や工業レンズ等の光学メーカーさんらしい。

Paxette IIのマウント面からのバックフォーカスは凡そ44mm辺りらしいのだが、マウント面より後ろにレンズが飛び出していて一眼レフで使用するのが困難。このレンズも随分と前に入手はして居たのだが、結局使う事が出来ずに死蔵していた。この度α7のおかげで初めてまともに使う機会が訪れた。



御覧のように非常に小さいレンズ。重さも100g切って非常に軽い。50/2ってそれなりに大口径である。後ろが飛び出てるとはいえ、RFレンズよりは長いバックオーカスで50mmって焦点距離をF2の明るさを保ち、脅威の小型軽量化を果たしているのである!!!日本のメーカーさんが中々出来なかった事を流石技術先進国西ドイツだ。

さて、本当に驚愕技術で全ての難問をクリアーしていたのか、結果は如何に。


開放 - α7、JPEG

先ずはお猿さん。開放だとピント合わせるのも難儀。後ろと云うより全体にグルグル。


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

日枝神社の山王祭の行列を生まれて初めて見物した。生まれ育ったのは東京日本橋だったのだけど一度も見たことが無かった。コースをみたら生家の目と鼻の先を行列して居たのだ・・・

ファイダーを覗いた様子で、絞っても結果が見えたので全部開放で撮ってファンタジーに徹した。近景を開放で撮るとトイレンズも真っ青な写り。(冷汗)


F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

行列去った後の銀座。うーん、ライオンの並びなんだけど何が建ってたのかサッパリ思い出せない。

ご覧のように絞ると周辺が蹴られて来る。中心部分は意外と言っては失礼だが、意外にも案ずるよりシャープだ。でも本当に中心だけ。このレンズはライカ判と言い張ってるが、実際のところハーフ判じゃね?


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

MFで動体(歩きだけど)撮ってもピントに自信が無いので、飼い猫を撮る。瞳のキャッチライトでピント合わすも、開放だと滲みもあってピントは来ない。

絞っても周辺画質が上がらないので、開け気味で近景撮る事に徹した方が幸せ。団体旅行の記念写真は無理です。



F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16



F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16

テスト結果みると、真面目な話でハーフ判なのが判る。開放ではトイレンズな様相だ。今どきのトイレンズの方が良いかも知れない位・・・

PEN用のF.Zuiko 38/1.8と比較すると、良像な範囲はF.Zuiko 38/1.8の方が広い。「驚愕技術で全ての難問をクリアー」では無く、「脅威の厚かましさで言い張っちゃった者勝ち」。

ま、こう云うのも在るから面白いのだけど。この紹介を気にロモグラフィー界で伝説の名玉レンズ扱いになって欲しい。成ったら高く売ります。

2014年6月3日火曜日

NIKKOR-S.C 1:1.4 f=5cm Nippon Kogaku Japan No.324115



Leicaスクリューマントの5cm/1.4。ツァイスSonnar50/1.5を非常にお手本に造った高速度鏡玉。本家ツァイスにSonnar50/1.5のデッドコピーだと云われたらしいが、現代ではアウトなレベルでソックリらしい。しかし、明るさの実測では僅かにニッコールの方が明るいらしいので、丸々のデッドコピーでは無いのであろう。F1.4の前の5cm/1.5はどの程度のコピーなのかは知らない・・・



デヴィット・ダンカンがニッコールの性能に驚いて買って行ったとかの時代のレンズ。ダンカンさんが写りに驚いたのは85/2で、5cmと13.5cmのニッコールを買って行ったとの事なので、5cm/2かも知れない。それとも1.4なのかな?今度誰かに聞いてみよ。逸話はいろいろ聞きますので、それはその道の方々の文献を参考にしてください。

そうそう、所有したり拝見する機会があったレンズに限った話だが、昔のニッコールの多くが今でもガラスが非常に綺麗な状態を保ってるような気がするのは僕だけ?

これもM様からの借物レンズ。

----- 2014.6.4追記 -----

デッドコピーだと噛みついて来たのは本家ツァイスでは無く、フォクトレンダーだったと教えて頂いた。明るさの実測をしたのはキヤノンとの話だし、当事者より外野の方が騒いで居たのかも知れない。それだけ大口径F1.4って大変な事だったのでしょう。当時のツァイスを当時の日本ごときが追い抜いてはケシカランだったのかもね。

ダンカンが買って行ったレンズは5cm/1.4でも5cm/2でも無く、5cm/1.5であるとニッコール千夜一夜物語 第三十六夜: ~伝説のレンズ~ Nikkor P・C 8.5cm F2 大下孝一に記載があると、教えて頂いた。

どちらもありがとうございました。自分で調べるより、判らない事があったら投げかけて置けば、博学の皆さんに教えて頂けそうだ。

----- 追記終わり -----


開放 - α7、JPEG

開放だとピントが凄く判り難い。後ろのボケは疑惑のJena Sonnar50/1.5にソックリな海ブドウ。


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F8に絞ると中心は解像して来るが、周辺は解像しない。疑惑のSonnarは絞っても全体にダメだったのと比べると中心は数段良い。ただし、F8でも良像は短辺内接の円もカバーしない。


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop


F8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

カラーでの撮影を考慮されてないのだろうか?発色が少々気持い。デジタルでカラーバランスを修正出来るって問題ではなく、滲みや色ズレ、リニアリティの悪いカラーバランスの為なのか修正しても、色情報が失われてしまってる感じに思える。白黒仕上げにした方が気持ちいい。


F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

F11まで絞っても周辺は崩れる。

うーむ、2本しか見てないので断定出来ないけど、ライカ判の標準レンズをゾナータイプで作るのは相当頑張ってる状態のようだ。テッサータイプでは大口径化するのに球面収差に無理があるからゾナーなのだろうけど、結果を見ると無理矢理っぽい。コーティングが良くなってガウスタイプに大口径標準レンズの座を譲ったのも納得。明るさ求めなければ、ある程度絞った同じ状態、F8やF11でテッサータイプに負けてる。

そう言えば中判カメラの標準でゾナーって思いつか無いな・・・・ (あるのかも知れないけど?)


F2 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

近接のボケは疑惑のSonnarと同じく大変綺麗。ゾナータイプの特徴と思っていいのかな?


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

開放付近で近接するとホンワカ美味しい写り。像は甘いが逆に全く角が立たない写りが貴重。

このレンズはRFで距離計が連動する3.5ftにクリックストップがあり、更に回すとより近接撮影が出来る。距離計は連動しないけど、繰り出せるからオマケしてくれたようだ。

ピントはカメラで合わせられないけど、使い方はユーザーに委ねる思想。今のニコンとは恐らく真逆の思想だ。今なら測距が出来ない距離は、保証出来ないからピントリングが回らない仕様になるだろう。保証しなくて良いからユーザーに委ねてくれた方が、ユーザーとしては嬉しい。クレーマーも居るから判断難しいのかも知れない。そういう意味でクレーマーの及ぼす損害って人類の文化に影響するレベルか・・・・すげぇよクレーマー。



F1.4 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16



F1.4 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16

疑惑のSonnarより画質は良いが、傾向は非常によく似てる。糸巻き歪曲で外周に行くに連れ色収差が目立つ。最小F16まで絞っても周辺までは画質は上がらない。ゾナータイプはもっと長焦点距離に向いてる物で、標準レンズには無理があるのが伺える感じ。50/2タイプも見てみたい。

近景撮影の後ボケは疑惑のSonnarより硬さはあるが綺麗。開放では硬さは少し絞れば取れ、F2はある意味絶品。現代に遠景撮るのに、このレンズを使う理由は見つからないけど、近景の柔らかさを活かした撮影なら、今どきのレンズでは中々無い写りを得られると思う。