2016年8月3日水曜日

MC ГЕЛИОС-77М-4 1,8/50 M52×0,75 (92016482)



ロシアの一眼レフ用の標準レンズと云えばBiotarから派生のГЕЛИОС(以後HELIOS) 44系が代表格だが、今回のはHELIOS-77M4、流石に世紀末にBiotarじゃアレだと思ったのか、西側に当て嵌めると70年代っぽいレンズにリニューアルしたのがHELIOS-77M4。シリアル92016482なので、92年製だとすれば、出来立てホヤホヤの新生ロシア製。うーん、今となっては旧ソ連製の方が意味無く嬉しいな。



工場マークはVOMZ、HELIOS-77M4で1番多いのが、VOMZなのでは?おでんマークのValdaiも見るけど、どっちが多いのでしょうかね?ZOMZもあるのだろうか?ロシアさんは謎ばかり。(僕が無知なだけなんだろうな。)


開放 - α7、JPEG

では、お猿さん。過剰補正が強いのか、背景ボケは2線ボケでクセが強く像がグズグズするタイプ。ネットの世界でHELIOS-77M4を検索すると、HELIOS-44系共々、クセの強いボケがポートレート撮影や花撮影で大人気の様子だ。


F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop


F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

絞っての遠景の写りは、まぁまぁ・・・
問題になる程ではないけど、F8やF11でもビシーっとは来ない。最外周より内側から甘さが残るのは嬉しく無い。


F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

使用していて極端に逆光に弱い印象は無かった。α7での使用では絞り羽根の反射も困る程には出ない。今時の玉と比較しちゃ駄目よ。


F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop



F11 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

発色とカラーコントラストは保ってるのでEVFでの見え具合は結構良好。あとで詳細にみると甘いのにガッカリ・・・


開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop



開放 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

開放だと全体に甘いが中心は意外とシャープ。開放で日の丸構図のだと、それなりのキレを見せつつ周辺の甘さがエエ場合もあるね。場合も。。。

トレーラーのお尻のモヤつきは金網越しの前ボケ。レンズのフレアではない。


F2.8 - α7、RAW>Lightroom>PhotoShop

F2.8だとグズグズな感じも残しつつ、ハロっぽいフレアがとれて抜けがよくなる。フレアっぽさが取れるとハイライトのトーンも出るので、やっぱ少し絞った方が気持ちいい。



F1.8 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16

開放での中心は立派。中心以外は崩れる。この調子なら絞ってグングンと良くなりそうなんだけど、短辺内接円より外は画質向上が期待以下。テストでも実使用でも樽形の湾曲は気になる程度に目立つ。



F1.8 - F2 - F2.8 - F4 - F5.6 - F8 - F11 - F16

口径食の大きい、過剰補正玉らしく、後ろは渦巻きっぽい。手前のハンドルのボケは綺麗。グリーンのカラーフリンジは出るが、パープルフリンジは目立たない。

開放F1.8とF2は殆ど変らない。F2.8に絞ると二線ボケ傾向も薄まって全体に整って来る。と同時に開放だと目立たないパープルフリンジが少々顔を出す。実使用だとグリーンのカラーフリンジのケアが必要な場合はありそう。

44系からモダンなレンズにリニューアルしたHELIOS-77M4なのだけど、写りの方があまりモダンでは無い印象。個人的にはピリっと来ないので、相性悪いレンズの部類だ。

近い内にHELIOS-44系と、その先祖Biotarと比較してみたい。


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